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投稿日 | 2026.5.10

 

 2025年実績の転職動向調査を見ると、正社員の転職率は7.6%と過去最高水準となりました。

前年から0.4ptの上昇で、物価高騰や最低賃金の引き上げ額が過去最高となり、新卒の初任給引上げも多くの企業で実施されたこともあり、転職活動が活発化している様子が伺えます。

年代別の転職率を見ると、20代が12.0%、30代が9.0%、40代が6.8%、50代が3.8%で、前年同様に20代が最多ですが、20代は前年から0.4pt減少していて、2022年(13.7%)をピークに減少傾向が続いています。

男女別では30代・40代・50代男性の転職率が増加し、女性は40代を除き全世代で減少、40代は男女ともに転職率が増加しています。

では、この先、この転職市場はどう変化していくのでしょうか。

 

皆さんは、「ギュられる」という言葉をご存じでしょうか?最近SNSで見るようになった言葉です。意味は、シンギュラリティの「ギュ」に、受け身の「られる」をくっつけた言葉で、AIの進化(シンギュラリティ)によって仕事や役割を奪われたり、押し流されたりすることのようです。

「ギュられる」という考えがAIを専攻している大学生の間にも浸透しはじめ、大学院にいくことよりも早めにインターンに行って就職先との良好な関係をつくりたいという言葉が多くではじめているようです。

2年後に現在の能力で必要とされるかが不安だという背景がそこにはあります。

そして、さらに文系の大学生は、文系の就職氷河期が来るのではないかと不安になっているようです。

そして、そのような時代の変化を受けて、企業側も新卒の学生の基礎能力や人間性をより厳選して採用する時代がもうきているのではないでしょうか。

もちろん転職市場もより厳選採用の時代がきて、どのような能力があるのか、どのようなことですぐ戦力になるかが見極められ、今後、厳しい市場になるのではないかと思います。

 

このような状況で、今年新卒で入ってきた1年生の研修に入ったのですが。

これは私の私見ですが、あきらかに例年に比べて、「前向きにキャリアを考えていこう」という傾向が見られました。

Z世代の次の世代は、一般的には「α(アルファ)世代」と呼ばれ、おおよそ2010~2020年代前半生まれの子供たちを指します。

Z世代よりさらに「真のデジタルネイティブ」とされていて、AIを使いこなす世代になることは間違いないでしょう。

Z世代とα世代の間の今年の1年生は、これからくる時代に向けて、「一生リスキリング」をどこかでわかっているような気がしました。

だからこそ、企業側もどのような教育がこれから必要なのか、そして1人1人をどのようにキャリアアップさせるのかを、さらに真剣に考えなくてはならないと思います。

教育のグランドデザインが必要です。

そして、現在を支えてくれている社員の皆さんの「一生リスキリング」という考え方も浸透させることも大切です。

 

企業アドバイザー 宮道京子(筆者のプロフィールはコチラ)

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