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部下育成の強化の重要性投稿日 | 2022.4.30

 

1年生を迎え入れ、新しい年度がスタートしました。

4月、5月は1年生の教育に入らせていただく機会も多く、今年の1年生が、どのような価値観をもってこれから働いていきたいのか、私自身も研修を通じて学ばせていただきたいと思っています。

 

厚生労働省の平成30年若手雇用実態調査の中で、離職理由に、「人間関係がよくなかった」という理由が26.9%を占めています。

このデータからも職場の人間関係をマネージメントできていなければ、若手の離職を防ぐことは難しいとも言えます。

 

だからこそ「部下育成」は今後、マネージャーの最も大切な役割となります。

その土台は、人間関係が良好な職場であることが前提ですが、良好な職場とは、決して「ゆるい職場」ということではありません。

現在の若者は自分自身の価値をあげていきたいという欲求も強く、「成長」できる「場」を求め転職を繰り返す傾向があります。自分の置かれている「場」が成長できないと感じたら、それも離職理由の大きな要因となります。

 

部下を育成するということは、

①部下の強みを分析し、まずは強みを強化させること

②弱みを分析し、決定的な弱みを改善し、あとの弱みは本人に自覚させること

③態度、行動、知識、技能、考え方、価値観も含めて新たな能力をつけさせること

です。

時代の変化が激しく、人の流動性がさらに増すからこそ、部下育成に真剣に取り組むかどうかで、組織の未来は大きく変わります。

 

また、部下育成には、モチベーションのマネージメントも重要ですが、今までコラムでも何度も伝えてきましたが、エンゲージできていることが前提です。

個々のメンバーの内発的動機が何かを知ることで、部下の好奇心をかりたて、ワクワクさせ、部下の力を最大限に発揮させることができるかどうかが問われます。

 

1年生が学生から、社会人へと変化していくように、私たち自身も、学び続け、変化していかなければ、部下育成をすることはできません

そのためには、まず「自分を知る」ということ。

是非、自分自身に問いかけてみてください。

「あなたは、自分がどのような人間であるか知っていますか?あなたの強みは?弱みは?」。

自分を理解できなければ、相手を理解することは難しいです。

1年生を見ると、思い出しませんか?ご自身が社会人になった時のことを。

一度、是非自分の今までを振り返り、自分に対する新たな気づきを得る機会にしてみてはいかがでしょうか。

そしてチームで改めて、お互いの強みや弱みを確認するためのディスカッションの時間をとり、チームとしてどのような1年にしていきたいのか、そしてどのような育成が大切なのかを共有してみてはいかがでしょうか。

 

今年も、まだ歓迎会などは開けない状況ですが、チーム内での話し合いの時間であればとれるはずです。

コロナでオフコミュニケーションの重要性に気づいた私たちは、ディスカッションできることの幸せを感じることができます。

信頼関係ができている職場では、短い時間でも意味のある会話をすることができます。

是非、1年生を暖かい気持ちで迎え入れ、時代を継承できる人財へと育てていきましょう。

 

企業アドバイザー 宮道京子(筆者のプロフィールはコチラ)

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