令和版労務管理システムへのアップデート
小規模建設業における労務管理「従業員が増えてきたので労務全般の再構築を検討」 従業員数が増えたことによって、これまでの体制やシステムが実態に合わなくなってきた。法的な問題・課題はないかを検討し、令和版労務管理システムにアップデートすることを目指した。
現状の労務管理が労働基準法等に照らした際に問題がないか確認を行い、改善項目は順次、改善するようにアドバイスした。具体的には、就業規則が法改正に対応していない箇所があったため改訂し、就労条件を明確にするようにアドバイスした。根本的には、信頼関係に基づいた労使関係を築く必要があることを説明した。
また、給料を支払う際には、賃金支払い5原則が決められているので遵守し、時間外や休日労働の必要がある場合には、労働基準法第36条に基づく労使協定(36協定)の締結についての必要性をアドバイスし、労務管理の刷新をサポートした。
今まで曖昧になっていたことや雇用問題を整理・改善していくことにより、労働条件の向上はもとより、従業員が安心して働ける職場環境になることで、将来の企業運営の活性化につながり、一層の経営の安定化が図られることを期待しています。
担当 : 服部 欽一