従業員数48名旅行業

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未来型旅行ビジネス開発支援

旅行業界は新型コロナウイルスの影響で窮地に追い込まれている。業界全体としてはコロナ波の収束を待ち次のGO TO TRAVELに期待している。ただしこの2年間で消費者行動は大きく変わりNET購入が日常的になった。今回の支援先のような店舗型旅行会社はNET専門旅行会社に顧客を奪われる可能性も否定できない。そこで旅行業界の未来を見据え新たなビジネスモデルの開発が必要となっている。

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支援内容

●旅行業が担うべきSDGsの考察

ゴール8「働きがいも経済成長も」に対応する旅行プランとしての旅先での雇用を守るオンラインツアーの研究を開始、ゴール12「つくる責任つかう責任」に対するプラスチックごみ対策の環境維持ツアーの調査、ゴール14「海の豊かさを守ろう」については海洋観光など学び旅行を研究し、来る消費者ニーズを考えた。

●新しい旅行の定義を予測

IT技術や通信速度の拡大による社会活動の変容は明らかであり旅行業界も同様に変化することを前提に旅行の定義についても「体験、発見、学び、奉仕、利益」など新しいニーズが予想されることに気づいた。

●業界ごとの社員旅行を考察

これまでの慰安旅行や宴会という団体旅行は影を潜め、現在は個人旅行や小グループ旅行が主となっている。しかし今後を考えると研修旅行も含めた企業活動に必要な旅のスタイルが予想される。そこで業界ごとの企業目的を掘り下げたツアー企画を考察した。

●担当コンサルタントからコメント

今回の支援先である株式会社ツーリストアイチは愛知県春日井市に本社を置く店舗型旅行会社であり企業旅行にも強い優良企業です。我々コンサルタントとの考察が実現したのは、社長の強い未来意識によるものでした。目まぐるしく変化するこの時代、経営者の未来意識は企業が生き抜く唯一の方法かもしれません。

長谷川 雅彦

担当 : 長谷川 雅彦

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